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ワールドワイド・アンダーグラウンドロックンロール最前線ブログ。

2017年07月

カナダ/ブリティッシュコロンビア/バンクーバー。
デビュー当時から異様な存在感でパワーポップなのかパンクなのかニューウェーブなのか不思議な存在でありつづけたニードルズ&ピンズ、久々のアルバム。
ボーカルの叫びが強化されてレザーフェイスのボーカルが2010年のパワーポップ~ニューウェーブをやってるような錯覚を覚える。でもはまるとたまらない。8曲目が一番サクっと聴けると思う。2017/6リリース。


US/ワシントンDC。いわゆるインディーロック的なサウンド。1曲目と3曲目がとんでもなく良い。
インディロック…というかハンドメイド感を存分にのこしたポップ・ロックとしての理想系ではないだろうか。bandcampでのサポーターが多いのもうなずける。
メンバーただものじゃないだろと思ったらSpoonboy(メインボーカル)、Hemlines(ギターボーカルの女の子、hemlinesでもメインボーカル)、Art Sorority For Girls(ドラム)などを経験していた。そりゃすごいはずだ。
2016/12リリース。


スペイン/マドリード/マドリード。かなりメッセージ性の強いパンクロック。(曲タイトルを日本語訳すると分かると思う)そしてその攻撃性に見合った尖りまくったパンクロックサウンド。それ以外の要素がなにもない。
2曲目など女性のボーカルもあり、男女混合でボーカルを取れるのはパンクロックサウンドの深みが加わってとても良い。2017/6リリース。

US/オレゴン/ポートランド。現行のパンクバンドの中でもスリリングでスピーディーで、リリースも多いバンドだが、アルバムは2枚目。男女のフロントマンがボーカルが取れるのが強い。2017/5リリース。


カナダ/ケベック/モントリオール。RAWレコードの有名なパンクバンドではなく、もちろん現行。80年代アメリカン王道パワーポップを軸にしたパワフルなハードロックよりパワーポップ(特にボーカルがそれ)。シングル前のデモもよいです。2017/6リリース。

カナダ/ブリティッシュコロンビア/ビクトリアのRichard Catwrangleurソロプロジェクトに、バンドメンバーが加わったパワーポップグループ。ソロ時代のこもったような音作りだった前作までも悪くないが、バンドになってカラっとした音作りに徹した2017年発表の曲群は素晴らしい。この録音クオリティでアルバム作ったら今年ベストになると思う。
2017/6リリースだが、リリースというよりできた曲をウェブに上げている感覚だとおもう。サウンドクラウドにはバンド編成でのカバー曲を載せている。
なお、彼の情報を集めるためにツイッターを見たらフォロワーが20人しかいなかった。

アルバムでまとまってないので細々貼ります。

タイトル曲


ちなみにソロでの同曲はこれ



サウンドクラウドで載せてる曲



US/カリフォルニア/ロサンゼルス。1980年名盤パワーポップ「Calling All Girls」で有名なHilly Michaelsの未発表集。「Calling All Girls (pre-WB version)」が、当時発表のものよりバリバリにロックしてて最高すぎるので是非聴いて欲しい。2017/5リリースと記述があるのにまだ2曲しか聴けないのはなぜだ。




当時のアルバムこれ(これってまさかまだCD化されてないのか…??)

フィンランド/ヘルシンキ。女性ボーカルでバーストするメロディックなポップパンク。
おそらく今までも色んなバンド活動してきたんだろう圧巻の実力を感じるがメンバー名が未公開のため調べられず。2017/6リリースのデモ音源。


US/ニューヨーク/ニューヨーク。グラム寄りのどっしり構えたパワーポップ。TELEPHONE LOVERSなどと並んでロックンロールが分かってるサウンド。素晴らしい。2017/5リリース。



UK/イングランド/ロンドン。日本人ベーシスト、セイスケ氏も参加する70sパンクを礎とした現代パンク・パワーポップの最高峰バンド。最新アルバムもしっかりドライブしてる。2017/4リリース。


UK/イングランド/ロンドン。正直最近知りました。2010年代に堂々たるフラットロックサウンドをかまし続けるとんでもないバンドの4枚目のフルアルバム。サックスが大暴れする、ダンスするためだけのパーティーサウンドの連発。個人的にはKAISERS以来の奇跡のバンドではないかと思うのだが、どうか。2016/11リリース。


韓国/ソウル。フロント女の子2人の掛け合いはまるでアジアのベイビーシェイクスのようだ。パワーポップというよりはポップでスプラッシュで元気いっぱいのパンクロック。過去作では70sスタンダードパンクのカバー音源集を作っていたりする。1997年から韓国に住んでいる日本人ギタリストの長谷川ヨウヘイと言う人がギターヘルプで入っている。日本のfadeawaysがソウルでライブした際競演している模様。
2016/10リリース。



こちらカバー集。


カナダ/アルバータ/エドモントン。60'sサイケ・ガレージを正当に引き継いだサウンド。オルガンとビンテージギターの組み合わせに痺れる。過去作も素晴らしいのでこの機会に是非。2017/4リリース。



US/ジョージア/グウィネット郡のワンマンバンド(と自分で言っている)。80年代のUKのニューウェーブとポップスの間のようなレコードを聴いているような錯覚を覚える。
はっきりいってしまうと2曲目だけ極上のパワーポップなので紹介したかった。他の曲は好みにはまれば。2016/9リリース。


フランス/パリ。なぜかパリは超スタンダードなロックンロールが根強く支持されている気がする。以前デモを紹介したバンド正規リリース。70~80年代UKパブロック・パンクの血を受け継ぐ稀有な存在。2017/6リリース。


ミシガン/デトロイト。インディーロックとニューウェーブ、60年代後半~70初頭のロックのサウンドを行ったり来たりするサウンド。キャッチーな6曲目・9曲目あたりを聴いてもらうと理解しやすいかも。2017/6リリース。

ハンガリー/ブタペストのメロディックバンド。90年代メロディックパンクから地繋がりのパワーポップ・パンクサウンド。
2014年How To Do A Somersault(恐竜のオモチャのジャケット)よりシンプルな音作りになった。
3曲目あたりを聴くと一発で凄さが伝わる気がする。2017/5リリース。

カナダ/ケベック/モントリオール。脱力&アノラックな雰囲気ももったパワーポップ~ドリーミガレージサウンド。2曲目のポップ爆発ぶりが最高。2017/6リリース。

ケンタッキー/パデューカのポップパンクバンド。パラサイツを髣髴とさせるさわやかなメロディーの疾走ポップパンク。完成度の高い待望の新アルバム。2017/5リリース

テキサス/オースティンの男女ボーカルパワーポップ~パンク。超王道を行くガレージ・ロックサウンド。非常ポップでもありメジャー感もあるが、それらを超えて素晴らしい音楽している。どの曲も個性があるのも良い。2016/5リリース。



2017/8月には新アルバムがリリース予定で、現在1曲が試聴可能。

メキシコ/モンテレイの色んな世界観を展開するガレージ・ロックンロール。3・4曲目を聴いた後に5曲目を聴くと驚く。2017/6リリース。


オーストラリア/ビクトリア/メルボルンのロックンロール。ガリガリしたギターと叫ぶ歌。再生してイントロを聴いて間違いないね!と言える音源。2曲目のようなベースラインを組み合わせる曲が面白い。


イタリア/ローマのロックンロール・パンク。Surfin Ki Recordsからシングルリリース。パブロックと75年くらいのプロトパンクの美味しいところ取りサウンド。2017/6リリース。


イギリス/イングランド/ウィルトシャー。60年代サウンドフリークなバンド。アルバムタイトルにもあるとおりこの3枚目の音源はパワーポップセッションということで、60年代フレーバーのあるパワーポップ(RESONARSに近い)を聴かせてくれる。過去作も面白いので興味があったら聴いてみて欲しい。2017/1リリース。



カリフォルニア/サクラメントの牧歌的ガレージ。フォーク~カントリー風味ある音。ハーモニカや独特なキーボードにのせてスノッティな歌声が響く。2017/2リリース。

スウェーデン/スンツバル(ストックホルムとウーメアの中間あたりの都市。あまり聞かないね)の、実にスウェーデンらしいヘラコプター礎なロックンロール。2016/12リリース。


カナダ/ノバスコシア/ハリファクスのポップパンク要素強めのパンクロック。特筆すべき特徴はないのだがシンプルでよいメロディ。無料DL可能。2015/6リリース。


ロシア/モスクワ(!)のLyresフォロワー的ガレージパンク。チープなサウンドで繰り広げられるガレージワールドを堪能できる。ハモンドオルガン主体のサウンドになんとサックスが入っているがこれがまた素晴らしい。ここ最近のガレージバンド5本の指に入る。2016/12リリース。




最新盤はライブ盤だがこちらもすごい。

ニューヨーク/ブルックリン。SkirtsのフロントマンHayden Fordのソロプロジェクト。Skirtsの透明感を取っ払ったテープレコーダー的かつバブルガムポップ感も加えた強烈な作品。2016/7リリース。Skirtsもあわせてはっときます。



フランス/ビュール=シュリヴェットのロックンロール。モーターシティ感を持った王道ガレージ・ロックンロール。10曲目を強く推したい。


テキサス/オースティン。ルックスからビシビシ伝わってくる泥と鉄の香りに包まれた最高のグラム・パンク。2015年リリースのシングルではよりシンプルなパンクサウンドだったところからの進化。2016/9リリース。

 

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