ハイペースで飛ばしすぎたので少し休みます。
The Ratkellers - The Savage Beat Of The Ratkellers
スペイン/カタルーニャ州/バルセロナ。ちょっとだけ前の音源だけど、このバンドはコレ1枚のみしかリリースがなさそう。ビートルズ~サーチャーズなどがハンブルグに居たときのようなサウンド(つまりニートビーツのような)を展開。アルバム単位で曲を聴きたい…。2014/9リリース。
Pat Todd and the Rankoutsiders - Known to stumble
US/カリフォルニア州/ロサンゼルス。80年代中盤からのガレージパンクシーンの重要バンド、レイジーカウガールズのフロントマン、Pat Toddが率いている。2006年くらいから活動していて、アルバム4枚くらいリリースしている。爆走するガレージパンクと、しっかり聞かせるロックンロールの2曲。最新シングル。2017/6リリース。
Basic Bitches - City Slackers
US/ニューヨーク州/ニューヨーク。bellraysのようなおねーちゃんによるダイナイマイトボーカル・R&Bロックンロール。気合の入ったメガトン級のボーカルと地をはうような演奏。音源ではベースも入っているが、映像などで確認するかぎり2人組み(ギターボーカル+ドラム)。2017/6リリース。
THE RIPPERS - A Gut Feeling
イタリア/カリヤリ。おなじみ?2000年代に攻撃的なガレージパンクサウンドを鳴らしたリッパーズ。2010年代に入ってリリース数は減ったが活動はしている模様で、本作17年の最新アルバムでは、60年代のR&B~サイケ~ガレージのような雰囲気のメロディを重視した作品になっている。昔のシンプルなリッパーズのイメージが残っている人はビックリするかも。しかしこれまた最高である。2017/6リリース。
MAMA - Eye In the Sky
US/イリノイ州/シカゴ。2014年のデビュー作では日本の各レコードショップでもかなり衝撃的に迎え入れられた覚えがある(firestarterに感覚的に似ていた)。現行型パワーポップ~パンクバンドであるが、メロディが独特で面白いバンド。2016年にリリースされた本作ではフックの効いた演奏とエネルギッシュな歌声、グラムロックアプローチが組み合わさり、幅を広げている。1曲目のイントロのインパクトや、5曲目のメロディの良さは是非チェックしてほしい。2016/10リリース。
TV CRIME - Clocking In
UK/イングランド/ノッティンガム。バンド名やジャケットから、US90年代的粗いパンクロックを想像してしまいそうだが、これが意外や70'Sのメロディを重視したパンクロックバンドのような感覚。Slaughter and the Dogsのような熱さを感じる。こういうメロディを全面に押し出す初期パンク的サウンドアプローチのバンドは現在ではあまり居ない気がする。前作も含めて名盤。2017/4リリース。
Jean Jackets - Fan The Flames
US/カリフォルニア州/サンノゼ。GSサウンドのような哀愁あふれるメロディををパンクやサイケガレージのフレームを通して演奏する。60年代GSグループがパンクをやっているような錯覚に陥る。1曲目のみかなり垢抜けているが、本性は4曲目に隠れている。そして6曲目が正体。2017/7リリース。
The Everybody Knows - Ice Hockey Girl
フィンランド/ヘルシンキ。しっとりした味わい深いパワーポップをやっている。bandcampにはこの新シングル1曲ほか、過去のデモも聞けるが哀愁メロディーとラフな演奏という感じ。バンド名はキッダバンドから取っているっぽいです。2017/8リリース。
Echo People - Splitting the Divide
デンマーク/コペンハーゲン。自らdarkwaveというタグを打っている(こんな表現があるのか)くらい、恐怖感をあおるようなメロディーのニューウェーブ・パンク。本作・過去作ともに非常に作りこまれたメロディで聴きごたえがある。2017/8リリース